よくレッスンで言われるパターは真っ直ぐに動かしましょうって本当?!
皆さんこんにちは!パッティングコーチの橋本真和です!
皆さんはレッスンなどで真っ直ぐにクラブを動かしましょうなどそんなレッスンの言葉を聞いたことはありませんか?
実はそれがあなたのパッティングを壊してしまっているかもしれません。
今回は、そんな真っ直ぐにストロークするとは何なのかをご紹介したいと思います。
真っ直ぐに動かすってどういうこと?
巷ではパッティングストロークはクラブヘッドを真っ直ぐに引いて真っ直ぐに動かしましょうなどとよく言われますが、実際には上手いプレーヤーは本当に真っ直ぐに動かしているのでしょうか?
その答えは“いいえ”です。
では、なぜ真っ直ぐに動かさないストロークが良いストロークになるのでしょうか?
ライ角と軌道の関係
ストロークの軌道はライ角がに大きく影響していることはご存知でしょうか?
パターのライ角はどのメーカーさんも標準で販売されているモデルでは約70度がほとんどです。そのライ角に合わせてセットアップを行った場合、シャフトの傾きは約20度になります。それに従いシャフトのプレーン角も20度になってきます。
この場合、プレーンを上から見た時には画像1のように自然にイントゥインのプレーンが出来上がります。
これが本来ライ角通りに構えた際のプレーン。プレーンに対してフェースがスクエアが本当の真っ直ぐということになります。
シャフトの傾きでフェースの開閉が決まる?!
ですが、先程お話したイントゥイン軌道に手先で動かしてプレーンにそわせるというわけではありません。
では、どうやって自然に先程のシャフトプレーンにクラブが動くのでしょうか?
それはシャフトの傾きによってフェースの変化が起きるからなのです。
シャフトは真っ直ぐに動くのに対して、シャフトが傾いた(ディロフト)した事でフェースはターゲットに対して右を向き開きます。逆にフォローもシャフトの傾きが出る事でターゲットに対してフェースが閉じてきます。
このようにシャフトは回転しなくてもフェースの開閉は自然に起こりイントゥインの軌道を自然に描くということがわかっていただけると思います。
まとめ
今回は、真っ直ぐストロークとはどんなストロークのことを言うのかをご紹介いたしました!間違った認識はせずにプレーンに対するナチュラルなイントゥイン、ナチュラルな開閉でいいストロークを目指していきましょう!
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