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CAPTOのパッティングデータを見てみよう!!

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みなさんこんにちは!!

エンジョイゴルフの橋本です。

今回は、実際にパターレッスンでパッティング解析器CAPTOを使用する事でどのようなデータを見る事が出来、どのように活用出来るのかをご紹介致します!!

今回のCAPTOレッスンはパッティングに悩むゴルファー

今回、CAPTOを使用し実際にレッスンを行なったパッティングに悩む20代ゴルファーのデータを見ていきましょう!!

超簡単!!CAPTOセットアップ!!

まずは、プレーヤー名と使用するパターの長さ、ロフト、オフセットなどの詳細データの入力を行います。

全ての入力を行い保存します。

次に2種類のキャリブレーションを行います。

これでデータ解析の準備は完了です。ここまでに要した時間は約3分。

セットアップが簡単に行えるのでお客様を待たせることなくスタートです。

パッティング解析開始!!

まずは、ストレートラインで10球程度パッティングをして頂きます。

このように10球のデータがこのように一覧で表示されます。

全てのデータにチェックを行い、averageをタッチします。

averageをタッチすることで10球のデータの平均値を出すことが出来ます。

では、細かいデータを見ていきましょう!!

黄色、赤色は危険信号??

CAPTOでは16項目のデータを一覧で表示します。

その際に各項目の状態を、緑(正常)黄色(少し危険)赤(危険)に表示します。この色に関してはあくまでもデータ上ですのであくまでも参考値として見てください。

まずは、Face・Shaft・Lie データを見ていきましょう。

基本となるデータFace Shaft Lie

この3つのデータがもっとも大切な部分のデータになってくるのでチェックを行います。

Face

このデータはストローク中のフェースの向きを表示しています。

当然、インパクト時にフェースがターゲットに向かない場合は、打ち出しにズレが起こるため大切になるデータです。

Oさんの場合は、インパクト時に平均で右に0.2度向いていたことがこのデータから読み取ることが出来ます。

Shaft

Shaftデータでは、ストローク中のシャフトの傾き(ロフト)を表示しています。

Oさんの場合は、平均で−1.5度でインパクトしていることが分かりました。

Lie

Lieデータではストローク中のライ角を表示しています。

Oさんの場合は、平均で−0.2度トウアップでインパクトしている事がわかります。

ここまでの基本的なデータを見るだけでは全く問題点は見つかりませんでした。

ではここからは CAPTOを使用する事でわかってくるデータを見ていきましょう!

自分のパッティングの支点を知る!!

CAPTOでは、Putt Kernelというパッティングの支点を知る事が出来ます。

Kernelとは果物の種のことを言うそうです。パッティングの種みたいな感じでしょう!

では、以前にも支点についての記事を書かせて頂きましたが、改めてOさんのデータを見てみましょう!

こちらのデータを見ていただくとかなり下腹部の辺りに支点が来ているのが分かります。

次にPutt Plane(パットプレーン)を見ていきましょう。

このデータを見ていただくと、パッティングの支点が低く、パッティングプレーンの角度が増える為、インパクトエリアでの軌道(イントゥイン)が大きくなることが分かりました。

意外に知らないエネルギーロスって??

次に見ていくデータがCAPTOデータの特徴の一つでもあるEnergy loss エネルギーロスです。

このデータは簡単に言うとパッティングでどれくらいインパクト位置や入射角、ロフト角によってエネルギーがロスをしてしまったかを表示しているのです。

Oさんのデータを見ていくとTotal energy balanceが−4.6%と表示されています。

詳細を見ていくとインパクト位置のズレによるデータTorqueが−5.2%とロスのほとんどを占める事が分かりました。

ですが、研究によって全体数値が±5%以内の場合、問題がないと言われているのでOさんのデータは問題ない事が分かりました。

細かい手の動作 Handlingデータ!!

最後に見ていただくデータがこのHandlingデータです。

Handlingデータを見る事でストローク中の手の動作を細かく見る事が出来ます。

パッティングにおいて手の動作は肩の動きに追従し固定されている事が良いとされています。

Oさんの平均データを見てみると、画像では分かりづらいですがバックスイング始動時に少し手の動作が入っている事が分かります。

これによってインパクト位置にズレやストローク中にリズムなどにも影響される可能性が出てくるのです。

まとめ

今回は、私が実際にCAPTOを使用しレッスンを行なった際のさまざまなデータをご紹介致しました。

CAPTOには今回紹介出来ていないデータがまだまだたくさんあります。

どのデータを重視していくのかは使い手によって変わってくると思いますので、パッティングデータに興味のある方は来年開催されるCAPTO体験会または説明会にぜひご参加ください!!

そしてブログ等でもこれからもさまざまなデータをご紹介していきますのでぜひ参考にして見てください!!

 

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