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コースマネージメントってなにを考える!?答えはギャップテスト!?

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皆さんこんにちは!

エンジョイゴルフの橋本です。

今回はパターではなくGCQUAD 弾道測定のお話です。

皆さんはコースマネージメントはどのように考えていますか?

ここに打って、ここに外してなど考えますというゴルフが上手い方は色々と考えていらっしゃいますが、弾道測定器を使うことでより分かりやすくマネージメントを行うことができます。

少しデータを見ながら考えていきましょう!

キャリーと落下角度

まずは、セカンドショットのロケーションを考えていきます。

グリーンの縦のサイズが30ヤード、セカンド地点からエッジまで残りが160ヤード、ピンまで180Y、ピンから奥のグリーンエッジまでが10ヤードとします。このロケーションの場合、単純にエッジまで最低160ヤードのキャリーが必要になりピンまでは180ヤードが必要になります。このロケーションに対してどのようにデータを考えて行けばよいのでしょうか?

まず一つ目がキャリー距離です。

普段の練習からランがどれだけ出ているのかを知らずに距離をトータルばかりに注目しているとキャリー距離が要求される場面でピンまでの距離を打ってしまったり、大ショートなんてことも。

そうなるとピンが手前に配置しているロケーションでキャリー距離が分からず手前の深いバンカーに・・・なんて事も。        

トータル距離を知る前にキャリー距離を知る必要があるという事になります。

もう一つは重要なのは、ディセントアングル ボールの落下角度です。

落下角度とはボールが最終的に落ちてくる角度の事で90度で落下してきた場合真上から落ちることになりボールが止まりやすくなります。逆に20度の真横に近い角度で落下角度してきた場合、落下後に大きくランが出てしまいます。

ピンまでキャリーで打ってランが出てしまいグリーン上で止まらない。。。ことも起こります。

この二つのデータを理解している事でマネージメントを考えられるようになってくるのです。

落下角度の理想

グリーンに止めるには先程お話した落下角度が重要になるのはわかって頂けたと思いますが、実際”何度”が理想的なのでしょうか?

それは、グリーンの硬さやスピードによって異なりますがグリーンに止めるには落下角度が約45度付近と言われています。

これはツアーのグリーンでの理想でもあるので一般営業のグリーンでは最低42度付近と考えてもいいでしょう。

落下角度アマチュアゴルファーとプロゴルファーの違い

データを取らせていただいているとアマチュアゴルファーの場合、7番アイアンで35度など少ない落下角度をよく見かけます。

この場合、グリーンエッジに落とせた場合でもグリーン奥に行ってしまいます。

これではくだりのパッティングを残してしまうことになり、奥のラフに行くことも想定されますね。

では、プロはどのくらいの落下角度で打っているのでしょうか?

女子のシード選手のデータを見てみましょう!

8アイアンで落下角度が45.4度 7アイアンで43.1度と高い落下角度

女子ツアープロのクアッドデータを見てみると

8アイアン155ヤードキャリーの落下角度は平均で45.4度

7番に関しても164Y43.1度と思い通りにグリーン上に止めれることがデータを見ていくと分かります。

プロも行うギャップテストとは?

ギャップテストをはじめ多くのテスト研究を続けているTHE GOLF LAB代表 リアム・マックロー氏

キャリー、落下角度などを番手ごとに試打を行い確認していくのがプロも行うギャップテストです。

どのクラブから45度の落下角度を作れるのかキャリーがいくつなのかを全番手テストします。このデータを基にクラブ調整やボールの調整を行い、マネージメントを組んでいきます。

まとめ

今回のブログではコースマネージメントに必要なキャリー距離と落下角度をご紹介致しました。ぜひ皆さんも弾道測定器を使用してギャップテストを行いマネージメントを楽に行いましょう!!

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