PGAShow2017オーランドその2 MySwingGolf
時間が空いてしまいました。
エンジョイゴルフの商品関連の仕事をしつつ、(GC2, GC4,BodiTrak,GripMaster, etc )
もう一つの顔は、パフォーマンスコーチとして、主にプロゴルファーのメンタルと、集中力を引き出し、いかに選手のパフォーマンスを高めていくか、ということばかりを考えている佐々木です。
1月はオーランドの後、オーストラリアはゴールドコーストにて原江里菜プロたちの合同トレーニング合宿にお邪魔してきました。
ゴルフスイングって本当に深い。
三次元の中でどうやってそのスイングを理解し、認識し、再現していくのか。とても感覚的な作業です。
ところが映像や雑誌で見るスイングは二次元。
その立体的な情報を理解することができるのはある種のセンスとか、運動神経とか、空間認識能力とか、そういうものが求められているわけなんです。
今回のPGAShowでは今後のレッスンの新しい可能性という観点で、今まで特に着手していなかった、スイング解析の領域のプロダクトを探していました。
フルミエルや、Mトレーサーに代表される、ジャイロセンサーの登場で、スイング(クラブの動き)が3次元で解析されるようになり、
今後はそれらクラブの動きの原因を生み出す、体の動きが3次元で捉えられるようになりました。かつ従来よりも安価に。
さらには、その動きがほぼリアルタイムで、アプリ上に書き出されるというものなので、
例えば、スイング中に膝の角度がどう変化しているか、腰の位置がどう左右前後に移動しているか、前傾角がテークバックで解けて、インパクトにどのように影響を与えているか、左腕と胸がつくる角度がどう変化しているか、などなどが数字、映像で自由自在に再現されるのです。
文字で言うよりも、これです。
いくつかソリューションがある中で、今回お話を進めたのは、そのソフトウェアの完成度の高さと、センサーの使い勝手でポイントが高かった、MySwingという技術です。
そしてこれがあると、バイオフィードバックと言いますが、正しいポジションに体が動かせた時に音がそれを教えてくれる、という機能もあります。これはセルフコーチングとも言えます。
コーチの感覚とか選手の感覚とか、それがとても大事ですが、しっかりと絵と数字で把握することも大切です。
当然スイング中のデータは膨大ですので、何をどうスイング改善に生かすのか、どのポイントが悪い働きをしてるのか。
これらのバイオメカニックスはゴルフコーチだけではなく、フィットネスの専門家のサポートを得ながら、
その選手にとっての最適解を探していく必要があります。
日本が遅れている、各専門家とのコラボレーションが必要になってきます。
またマイスイングに関してはレポートします。
フォーカスバンドに関するトレーニングはこちらのブログで紹介していますので、ご興味ある方は是非。
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