スイングカタリストセミナー開催しました！

公開日： 2019/12/25 : 最終更新日：2019/12/31 スイング解析, セミナー, swingcatalyst, Swing Catalyst, 床反力バランスコーチング, スイングカタリスト

ブログの更新が遅くなりましたが、12月4日(水)にエースゴルフクラブ赤坂にて、スウェーデンを拠点にバランスゴルフを主宰し、スイングカタリストのアンバサダーも務めるエリック・ブロムクイスト氏によるスイングカタリストセミナー「ダイナミックスイングフィッティングを学ぶ」が開催されました。

当日は、どんな話が聞けたのでしょう。数回に分けてご紹介していきます。

Contents

1 ゴルフクラブを動かすには？
2 2つの方法とは？
3 まとめ
4 スイングカタリスト計測＆HP

ゴルフクラブを動かすには？

最近では、「向心力」、「求心力」という言葉がゴルフメディアでも多く取り上げてきています。まさに、この話が今回のセミナーでも最初に語られました。

まず、「向心力」「求心力」とは、ウィキペディアによると、このように書かれています。

【向心力（こうしんりょく、Centripetal force）または求心力（きゅうしんりょく）は物体を曲線軌道で動かす力のこと。その方向は常に物体の速度とは垂直方向（経路の瞬間的な接触円の中心）を向いている。】

ぼくには、この説明だと難しいのですが、、、。　すごく簡単に伝えると、「反対側にかかるチカラ」と理解しています。

いろいろなスイングタイプのゴルファーがいますが、例えば、トップオブスイングから切り返すときの動きをイメージしてください。

この時にクラブを自分の理想のポジションにおろすためには、2つの方法があります。

2つの方法とは？

1つ目は、自分の筋肉を使うこと。

2つ目は、反対方向にフォースを働かせこと。

この２つの方法があります。

自分の筋肉を使って理想のポジションにクラブをおろすことは、もちろん可能です。しかし、上手なゴルファーはそのように動いているでしょうか。

一方で、反対方向にフォースを働かせる方法はどうでしょう？切り返し動作で、まずクラブを右に動かすためには、左にフォースを加えます。つまりは、左側にチカラを出すことです。スイングカタリストのデータでいうと、「horizontal」フォースです。そして、クラブをボール方向に向けていくときには、回転（torque）を入れます。そのことで、クラブがボール側に向いていきます。最後に、クラブを落とすためにバーティカルフォースを入れて、身体は上方向に、クラブは地面方向へと向かいます。

このようにして、順番にクラブを動かしたい方向とは反対に重心を動かしていくイメージでそれぞれのフォースを生んでいきます。

まとめ

まずはクラブが動く方向とは反対方向の「チカラ」を考えてみましょう。それらが「向心力」「求心力」です。その「チカラ」とは、いわゆる「フォース」です。スイングカタリストは、3つのフォース「ホリゾンタル」「トルク」「バーティカル」のデータが取れます。そのデータをもとにどのタイミングでどのチカラを多く使っているか。チカラの方向と大きさを測れば、だいたいどんなスイング傾向にあるのかがわかります。もちろん、スイングカタリストは「向心力」「求心力」そのものを直接、測っているわけではありません。地面から測定したチカラをもとに、どんなフォースがスイング中に加えられているのかを判断するヒントになるのです。足元のデータとはいえ、上半身の動きと連動していることは間違いありません。

（※追記。2019年12月28日　間違っているとの指摘がありましたので、こちらにあらためて掲載。→　https://www.enjoy-golf.jp/blog/2019/12/28/post-2338/　）