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飛距離アップの秘訣はドライバーのロール?

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みなさんこんにちは。

以前ブログでバルジについてご紹介させていただきしましたが今回は打ち出しやスピン量などボールを遠くに飛ばすためにとても重要な縦の湾曲、ロールについてご紹介いたします!

飛距離に大切な5つの要素

まずは飛距離に大切な5つの要素を考えていきます。

1.ヘッドスピード

2.クラブ軌道

3.フェースの向き

4.打ち出し角度

.スピン量

の5つの要素により飛んでいく弾道が決定します。

飛距離は飛べば飛ぶほど嬉しいですよね!!

ここで重要になってくるのが打ち出し角度とスピン量を理想の数値にする必要があるのです。

理想の打ち出し角度とスピン量とは

飛距離を伸ばすには理想のボール打ち出し角度、スピン量に近づける必要があります。

理想の数値は打ち出し角度が12度~15度、スピン量が2000回転台と研究でわかってきています。

この数値に近づけることにより飛距離を最大にすることが可能になるのです。

ですが毎回同じようにショットをできる人はいません。

ではどうすればミスヒットした際、そのミスを最小限にして飛距離アップ出来るのでしょうか?

そこにはフェース面のロール(湾曲)の存在が大きく関係しているのです。

縦の湾曲ロールってなに??

お使いのドライバーを見てください。

トゥ側からフェース面を見てみるとドライバーなどウッドのフェース面には縦の湾曲があります。

その湾曲部分をロールと言います。

このロールがあることで大きなミスを最小限にしてくれる機能が働いてくれるのです。

ではなぜロールがあることでミスを減らし飛距離が伸びるのでしょうか?

インパクト位置によるギア効果

まずは、インパクトの位置によってスピン量が変化をすることを知っておきましょう!

以前のブログで、スピン量の変化とギア効果について意外と知らない、重心の高さとスピンの関係

でご紹介しましたがインパクトする位置でスピン量にかなりの違いが出てきます。

重心点(スイートスポット)よりも上部でインパクトすることでスピン量が減っていき、下部でインパクトすることでスピン量が増えていく現象が起こります。

そこで活躍するのがロールなのです!

インパクトする位置によって打ち出す高さが変わる?

ドライバーはもちろん各種ウッドにもさまざまなロールが存在します。

例えば、テーラーメイドM1ドライバーの珍しいロフトデータの一部を見て見ましょう。

見ていただくとフェース面のロフト上部が12.8度、中心部が10.4度、下部が9.9度になっています。

フェース面に湾曲があることでインパクトする位置によってロフト角に違いがあることが分かります。

ミスヒットを自動修正しお助けてくれるロール

ロールの説明を簡単にさせていただきましたが

下部でインパクトした場合、もしロールがなければ高弾道高スピンの吹け上がった弾道になりやすく飛距離のロスを起こします。

また上部でインパクトした場合だと、低スピンになりすぎボールがドロップするようになりこちらも飛距離のロスをしてしまいます。

フェース面にロールがあることで高スピンの場合は低弾道に低スピンの場合は高弾道にとミスヒットを自動で修正してくれるのです!

まとめ

今回はフェース面にある湾曲・ロールについてご紹介いたしました。

ロールがあることでミスヒット時の距離のロスを最小限にし自動修正してくれているのです。

・上部は低スピンになるため打ち出し角度を高くするためロフトが多い。

・下部は高スピンになるため打ち出し角度抑えるためロフトが少ない。

みなさんもこれから飛距離アップのためにフェースの湾曲ロールを気にしてスイングしてみてはいかがでしょうか?

まだまだ飛距離アップできるかもしれません!!

是非試してみてください!

最後は告知になりますが、最新のクラブフィッティングが学べるセミナーを12月10日、11日の二日間東京のPGSTにて開催いたします。

今回の講師はThe Golf Labのリアム・マックロー氏とカールソン・ホー氏のお二人

リアム・マックロー

カールソン・ホー

フィッティングスタジオの方はもちろんゴルフインストラクターの方も学べるセミナーになります。

せひこの機会にご参加ください!

詳細、ご予約はこちらまで

 

 

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