革グリップ復権! 雨でも平気なグリップマスター(The Grip Master)
姿を消した革巻きグリップ
現代のゴルファーにはあまり馴染みのない革のグリップ。
しかし、ベテランゴルファーの中にはこの見た目からクラシックな昔のクラブを連想する人もいるのではないでしょうか?
今でこそラバー素材が主流で、最近はイオミックさんに代表されるようなエラストマー系素材のグリップが人気ですが、古くはゴルフクラブは革巻きグリップが主流、というより革巻きタイプしかなかったのです。
1947年(昭和22年)に、トーマス・フェイウィックという人が、世界で初めてラバー素材を使ってゴルフグリップを開発しました。その後、シャフトを差し込んで接着剤で固定する方式を確立し、それが現在もグリップ装着の主流となっています。このフェイウィックが、現代の「Golf Pride」さんの創始者です。
ラバーグリップは、革巻きより簡単に装着でき、コスト面でも優位だったため、革巻きグリップは廃れていきました。現在は交換できる方もほとんどいないのが現状です。
しかし、革巻きグリップの持つ革の質感やフィット感、そしてクラシックな雰囲気を愛好するゴルファーが多いのもまた事実なのです。
本革のグリップの本格派、グリップマスター
「グリップマスター(The Grip Master)」は、ラバー系やエラストマー系の他のグリップと同じように装着できる本革グリップです。
写真は、グリップマスターを装着したクラブセット。
クラシックな風貌が逆に新鮮に映ります。
革巻きグリップと同様の雰囲気に加え、熟練工が作った革製品のもつ質感を持ったグリップマスター。革の手触りを味わえる。クラシッククラブのような見た目はと、天然素材の手触りは革でしか味わえない魅力です。
またかつての革巻きグリップと異なり、表面の特殊加工を加えて、手にしっとりと馴染む感触を実現しています。グリップとの密着感が強いため、逆に力みが取れて、スイングにも良い効果があるのです。一度使うと他のグリップに物足りなさを感じるでしょう。
全天候型の本革グリップ!
天然革のグリップというと、よく聞かれるのは「雨は大丈夫なの?」ということです。
驚かれるのですが、グリップマスターは雨でも問題なく使用できる全天候型。水に濡れてもしっとりと吸いつくような手触りはキープできます。
60年以上の時を経て、まさに現代に復活した本革グリップ。
ただいま拡販中です。ぜひお試しください。
装着の際はバイス(万力)で固定するか、専門のショップで交換することをおすすめいたします。
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