ショートパットが入らない理由は??CAPTOで検証!!
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今回は、絶対に入れたいけどなかなか入らない距離1.5mのパッティングがなぜ入らないのか
CAPTOを使って検証してみました!!
しかし、ラウンド中,常に入れたい1.5mなぜ入らないのでしょうか・・
そこには入らない原因があったのです。
Contents
ショートパットが入らない2つの理由
ショートパットの外れてしまう理由は大きく分けて2つあります。今回はその一つについて解説したいと思います。
突然ですが、打ち出し方向にはインパクト時のフェースの向きとインサイドアウトやアウトサイドインの様なクラブ軌道、どちらが大きく影響するでしょうか?
ご存じの方がほとんどだと思いますが、
正解は、フェース向きです。
今回はショートパットのミスに繋がる“インパクト時のフェースの向き”について書いてみたいと思います。
インパクトのフェース向きがミスに繋がる?
フェースの向きのミスは、打ち出し方向に大きく影響しミスに繋がります。
インパクト時のフェース向きのミスと言っても色々な種類があります。
手の操作によってかぶってインパクトをしてしまったり逆に開いたり、状態がつっこんでしまったりとさまざまな要因があります。
ですが原因の多くは支点の位置と最下点が引き起こすミスがほとんどなのです。
支点の高さはイントゥインの度合いを変える!!
CAPTOには3D motionというデータがあります。このデータはクラブのフェース・シャフト・ライの三軸データで計算をしクラブを動かしている支点の位置を正確に表示します。
この支点の位置とスイートスポットを結んだラインををパットプレーンといいます。
このプレーンの角度がショートパットの軌道に大きな影響を及ぼしているのです。
こちらの画像をご覧ください。
上が43度のパットプレーン 下が10度のパットプレーンになります。
どこが違うの?と思う方もいらっしやると思いますが次は上からのデータをご覧ください。
明らかにイントゥインが少ないことが見て頂けると思います。
知ってる方もいらっしゃると思いますがプレーンが倒れる度合いが強くなることでイントゥインも大きくなってしまうのです。
フェースの開閉も大きくなる??
先ほどの43度のプレーンを見て頂くとイントゥインが増えていることが分かって頂けたと思いますが、
それに加えてフェースの開閉も大きくなってくるのです。
こちらのデータはストローク中のフェースの開閉を表示しています。
このグラフは横のラインが時間軸、フェースが開くと上にグラフが動き、閉じる事で下に動きます。
そしてパットプレーンなどから計算された理想のフェース開閉を緑の線で表示しています。
見て頂くとパットプレーン43度のグラフは大きな山が出来ていてフェースの開閉が大きく
逆に10度は山は小さくフェースの開閉が少ないのが分かります。
では、どちらのストロークがショートパットのミスを引き起こす原因が多いのでしょうか?
データを取っていくと圧倒的にストローク中のフェース開閉が多い支点の低いプレーヤーのストロークの方がフェースの向きのズレが起こることが分かりました。
では、なぜ開閉が大きい支点の低い人ほどミスが出やすいのでしょうか?
最下点が軌道に影響??
先ほどプレーンの低さがストロークに大きく影響していることをお話ししましたが
どうしてプレーンの低さがショートパットのミスに繋がるのでしょうか?
こちらの平面化さパット軌道をご覧ください。
こちらは最下点でインパクトを迎えた際のデータです
10度の方を見て頂くとボールの前後15cmがストレート軌道になっているのに対して
45度の方を見て頂くとボール前後5㎝しかストレート軌道がないことが分かります。
当然、最下点でインパクト出来た場合はストレート軌道でどちらもインパクトは出来ますが少しのダウンブロー、アッパーブローによって軌道の変化とフェースの向きの変化が起こってしまうのです。
変化が出るということは、手の大きな操作がない限りその軌道に影響されインパクト時のフェースがアッパーブローですとクローズ、ダウンブローだとオープンと変化してしまうのです。
登りのパットはひっかけが多い?
登りのパット時は引っ掛ける方が多いのもこれが原因かもしれません。
登りのパットは右利きの場合右足が下がります。そうなることで重心が右になり支点も右サイドになってしまい最下点も右になってしまう可能性があるのです。
右サイドに支点が動いた場合はボールへのインパクトはアッパーブローになりプレーンが低い人はカット軌道になってしまいます。それに沿ってフェースは開閉をするのでカップに対してはインパクト時にクローズとなる可能性が出てくるのです。
まとめ
今回はショートパットが入らない理由の一つ支点の位置と最下点による軌道変化、とフェース向き変化を書かせていただきました。次回はもう一つの大きな理由“インパクト位置とトルクの関係”をご紹介します!
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